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パラグアイ戦のミカタ

今日行われた、親善試合 日本代表 vs パラグアイの感想を記します。

<個人>、<チーム全体>の2トピックに分けて、感想を書いていきます。

<個人>

● 今日のMVP

大迫です。 今日も半端なかった大迫。 日本の縦パスを収めて収めて収めまくったのに加え、長友の低クオリティクロスをしっかりゴール。 クロスへの動き出しも素晴らしかったです。

大迫が代わった後半の日本は別チームとなりました。 代わりのFWはいつ見つかるのでしょうか。。

大迫の攻略法はトマトらしいです。

中島翔哉について

個人的に今回の試合、一番注目していた選手でした。 強豪ポルトに移籍したが試合に出られず、さらにお子さんが産まれ日本に帰国していた中島翔哉。 試合から遠ざかっていても、半年前同様、2人3人に囲まれてもボールを奪われずチャンスメイクできるのか、心配していました。

その結果は、そこそこなように見えました。 前半20分過ぎからチャンスは作り出せたものの、本調子ではないように思えました。

ちょっと前の中島翔哉は、もっとステップが速く、1対1で対面したらもっと相手を外していたような気がします。 その頃に戻せたら、ポルトでもレギュラーになれるんじゃないかなぁ、、 と思います。

相変わらず守備もあまりだったので、ポルトで成長していただきたいです…

● 冨安の右サイドバック

冨安は後半右SBで出ましたが、めちゃくちゃやりづらそうにしていました。 最後の方は、「CBに戻してくれ」って顔に書いてあって面白かったです。(笑)

イタリアの移籍先、ボローニャでは右SBとして使われてるそうですが、 監督さん、早くCBで使ってあげてください。(笑)

ただ、前半のCBの冨安のロングパスは圧巻でした。

こんな所で久保くんのサポートをするはずのなかった顔をする冨安

<チーム全体>

● 攻撃について

パラグアイの動きが重かったのもありましたが、日本の3人目の動きが全然捕まらなくてよかったです。 ボールに関連していないところから人が湧いてきたので、相手はキツそうでした。

あと、DFのMFの間(ライン間)でボールを大迫、堂安、中島が動いても、なぜか相手がほったらかしにしていたので 前半は多くチャンスが作れました。 後半、チャンスが少なかったのはハーフタイムに相手が修正してきたからだと思います。

とはいえ、南野が後半ボールを受けれなかったのが痛かったです。 南野はいつになったら90分走り切れるようになるのでしょうか。。

真ん中たくさんフリーにしてくれてありがとうなパラグアイ

● 守備について

こっちがヤバかった。 選手が個人個人で守った場面がほとんどで、連携で守ったシーンはほんのすこし。 DF+MFで相手を誘い込んで奪うシーンをもっと増やすべきです。

堂安サイドは、堂安がガタイ+走れるのでよく守れるのですが、 やっぱり、中島サイドが守れない。 まあ、あんだけチャンス作れるので贅沢なのかもしれませんが…

ここのバランスの悪さを早くどうにかしないと、W杯でまた簡単にやられると思います。 たぶん、長谷部みたいな守備の気が効くボランチを入れるしかないと思いますね… 井手口のカムバックを待ちましょう。

2人で挟んだのに、あっさりいかれる可愛い中島サイド

<総括>

前半の攻撃は、人がなだれ込んできて良かったですが、やはり大迫ありき。 他のFWが早く出てきてほしいなぁ、といつもみたいに思う試合でした。

ミャンマー戦は、相手が超守ってくるでしょうから、 中島翔哉の個人技や、吉田冨安のセットプレーになんとかしてもらいましょう。

以上、ソリッドワーカーでした。